<テニス:全米室内選手権>◇22日◇米テネシー州メンフィス

 男子シングルス準々決勝で第5シードの錦織圭(日清食品)が第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に6-4、6-2で勝ち、左膝を痛めて途中棄権した今季初戦のブリスベーン国際以来の4強入りを果たした。

 世界ランキング22位の錦織はサーブ、ショットともに好調で、世界12位のチリッチを寄せ付けなかった。23日(日本時間24日)の準決勝で同53位でノーシードのマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)と対戦し、ツアー2勝目を挙げた昨年10月の楽天ジャパン・オープン以来5度目の決勝進出を目指す。

 錦織圭のコメント。

 「完璧な試合だった。プレーにはとても満足している。リターンに集中して、相手の第2サーブを積極的に狙っていった。サーブも改善し、試合を重ねるごとに全体的な内容も良くなっている。準決勝も楽しみだ」。

 [2013年2月23日9時59分]日刊スポーツのオススメ