フィギュアスケート男子のソチ冬季五輪金メダリスト、羽生結弦(ANA)が27日、新横浜スケートセンターで行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」に出演し、来季のショートプログラム(SP)を初めて披露した。

 曲はショパンの「バラード第1番」でピアノの美しい旋律が目立つ曲調。「進化し続けるためにも新しいことをしよう」との考えから、4回転トーループを基礎点が1・1倍になる演技後半に組み入れた。羽生は「以前からピアノの曲を使いたい希望を持っていた。やってみて手応えもあった」と話した。

 2006年トリノ五輪男子金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)や女子の村上佳菜子(中京大)らが出演しているアイスショーは28、29日も行われる。