ロンドン五輪出場権が懸かるバレーボール男子の世界最終予選兼アジア大陸予選(東京体育館)は、6月1日に開幕する。2大会連続の五輪出場を狙う日本代表は31日、会場での公式練習を行った。その後、都内のホテルで開かれた公式会見には植田辰哉監督(47)が出席。「私たちは昨年の反省からチームを作らなきゃいけないところからスタートしました。オフェンスとディフェンスのバランスが重要になる。昨年の東日本大震災で被害にあった方々にも勇気を与えられるように、2大会連続の五輪出場をつかみたい」と決意を述べた。

 最終予選は日本、ドイツ、ブルガリアの3カ国で開かれ、総当たり戦で各1位チームが五輪に出場。日本開催はアジア大陸予選を兼ねており、1位を除いた7チームでアジア最上位になれば、アジア代表としても五輪切符を獲得する。日本は6月1日にセルビアと初戦を迎える。