<男子バレーボール:全国高校総体>◇初日◇7日◇埼玉・所沢市民体育館ほか◇予選グループ戦、敗者復活戦
日大山形が第1組最後の決勝トーナメント進出切符を、フルセットの末にもぎ取った。1敗同士で迎えた添上(奈良)との敗者復活戦。1-1の最終セットを、3枚ブロックで相手攻撃のミスを誘い逃げ切った。春夏4季連続の全国出場で、就任5年目の黒田孝則監督(43)に全国初白星をプレゼントした。
負ければ終わりの敗者復活戦で、日大山形が奮起した。最終セットは6-6から5連続得点で優位に立って逃げ切った。初戦はストレート負け。波の多い一日を黒田監督は「凡ミスが多かった。疲れました」と振り返った。コーチ時代に全国8強を経験しているが、監督では初の全国白星。昨春からレギュラーのセンター稲村良平主将ら3年生にとっても全国初勝利だ。
山形六中から先輩、後輩の間柄にあるレフト木村隼也(2年)と対角の鈴木克(1年)が随所で活躍。昨季の中学バレー山形選抜代表で、ジュニア日本代表候補にも挙げられた鈴木は、1年らしからぬ切れ味鋭いスパイクを連発し、3枚ブロックの一翼も担った。高校での全国デビューに「監督に『コート内では3年生として見る』と言われているので、勝負どころでチームを引っ張りたい」と意欲を見せた。【佐々木雄高】



