プライベートな質問は即レッドカード!
全日本選手権に臨む卓球日本女子代表の福原愛(20=ANA)の会見で、主催の日本協会と主管の東京都連盟が異例の取材規制を敷いた。昨年11月、福原が日本男子テニス界のエース錦織圭(19=ソニー)との原宿デートを写真週刊誌に報じられて以降、初の国内大会となる同選手権が13日、東京体育館で開幕。主催者側は報道陣に、大会最終日の18日まで、卓球以外の質問をすれば退席させると発表した。
開会式後、別室で行われた福原の会見前に、大会の報道担当者が異例の呼び掛けを行った。「卓球と関係のない質問はしないでください。プライベートなことを聞かれた場合は退場していただきます」。出席できなかった成人式についての質問こそ許可したが、それ以外の私生活の質問はNG。錦織のことを指しているのは明白だった。
主催者側は今大会で事前の取材申請を報道陣に要請した。例年の約3割増しという、70社近い申し込みがあった。北京五輪が開催された昨年でも、報道陣は最多で1日100人ほど。関係者は「これまではお付き合いのなかった雑誌社の申請も多い」と、最多で200人近く殺到することも想定している。
昨年11月の原宿デート発覚以降、福原も錦織も互いについてコメントしていない。特に福原は、12月の海外遠征からの帰国時以外、公の場に姿さえ見せていなかった。別の関係者は取材規制について「福原サイドからの依頼ではない。試合に集中させたいので、こちらで配慮して取った措置」と説明した。
この日の会見では、卓球の質問さえも大会の報道担当者が何度も遮り、会見を早々に終わらせようとしていた。そんな異様な光景に当の福原は苦笑いしながら「全日本が終わるまで新年が明けない。日本で1番大きな大会なのでベストを出したい」と、今大会にかける意気込みを語った。
会場を出る時もトレーナーら関係者4人にがっちりガードされた。この日は開会式にだけ参加したが、日本男子のエース水谷と組んで出場する、14日の混合ダブルスから、18日の最終日まで連日登場。今回の規制がかえって、注目度を増す結果となるかもしれない。


