女子バスケットボールWリーグのシャンソン化粧品(リーグ3位)は31日から、アイシンAW(同7位)との地元2連戦に臨む。リーグ終盤の大一番を前に、今季持病のぜんそくで苦しんでいた高田真里子(22)が完全復帰。2連勝なら、自動的に確定するレギュラーシーズン上位4位以内のプレーオフ(PO)進出への立役者を目指す。
高田に力が戻ってきた。練習では、当たり負けない力強いプレーを何度も見せた。復帰初戦の前節トヨタ自動車戦では、第1戦で7分間(2得点)第2戦で16分間(7得点)出場も、久しぶりの実戦にボールが手につかなかった。だが、練習再開から2週目の今回は違う。「もう大丈夫です」と復活を宣言した。
2歳からの持病が昨年12月に悪化。「激しく動くとすぐに疲れた」と練習もできなかった。「早く戻らなきゃ」と思う焦りが、さらに自分を追いつめた。全日本総合では39度の高熱などにも襲われて完全離脱。だが、逆に「これで、ぜんそくを体が忘れてくれて」年明けの復帰につながった。
センター陣は、同期の塚野理沙(22)が左ひざ前十字靱帯(じんたい)損傷で離脱中。渡辺由夏(27)は右肩痛を抱える。高田の復調は大きい。梅崎周毅ヘッドコーチ(42)は「アイシン戦には、いてくれないと困る」と切望する。一躍、キープレーヤーに指名された高田も「(2連戦は)ちゃんと勝って、POへつながる試合にしたい」と誓った。【今村健人】


