バスケットボール日本リーグ、レラカムイ北海道の東野智弥監督(38)の来季続投が確実になった。同監督が25日、3年目の来季も引き続き指揮を執る意向を表明した。チームも東野体制で臨みたい考えで、条件面などがまとまれば、すんなり続投が決まりそうだ。

 東野監督は「3年をメドにこの仕事を引き受けたので、(チームと)よほどの条件の食い違いがない限り、途中で投げ出すことはない」と明言。人員、練習環境なども含めチーム側と話し合いたいとしており、来季へも目を向けた。チームは現在11勝20敗の7位で、21日の日立戦の敗退で、4試合を残してプレーオフ進出を逃した。3月7日のリーグ最終戦(対東芝)を終え、本格的な話し合いの場が持たれるもようだ。

 チームの精神的支柱であるベテラン折茂武彦(38)もこの日「毎年、今年が最後という気持ちで臨んでいます。気持ちが折れたら終わりですが、まだ大丈夫」と来季に意欲を見せた。残り4試合に向け「次につながる意味で、ベテランも若手も非常に大切な試合」と気を引き締めていた。