<シンクロ:ジャパンオープン兼日本選手権>◇最終日◇5日◇東京辰巳国際水泳場◇ソロ、デュエット、チーム各決勝
世界選手権(7月、ローマ)のソロ、デュエットの代表が決定した。ソロ代表は、初優勝した足立夢実(20=東京シンクロク)に決定。デュエット代表は、初優勝した小林千紗(21)乾友紀子(18=ともに井村シンクロク)と、足立と組んで2位に入った酒井麻里子(18=東京シンクロク)の3人を選ぶ異例の選考になった。今後の合宿などで正デュエットを決める。チームは、日本がFRで前日より高得点を上げ、今後に期待をもたせた。
世界選手権デュエット代表は、異例の3人態勢に決まった。「酒井は垂直系の技に高さがあるので(優勝した)小林千、乾と同格。ぜひ使いたかった」と、本間三和子シンクロ委員長は、経緯を説明。今月中の2度の合宿で正式なデュエットを決定し、6月19、20日のスペイン・バルセロナでの招待試合に参加予定だ。
「白紙状態」で3人を競わせることについて「競技力を上げる効果はあると判断した」(本間委員長)という。全員初代表で、甲乙つけがたいレベルだったことも遠因。世界選手権はソロ、デュエット、チームのTR、FRを別種目として行うため、TRとFRで違う組み合わせで出場の可能性もある。
「目標はメダル獲得」(本間委員長)だが、状況は厳しい。完成度を高めるには、期間が短い不安はぬぐえない。「だれと組んでも協力したい」と酒井。「お互いに高めたい」という小林千だが「乾さんとしかやっていないので、今は(酒井とは)想像がつかない」と話し、乾は「少し驚いたけど、自分が出たい気持ちが強まった」。3人の競い合いでレベルアップすることが、選考成否のカギを握りそうだ。


