<bjリーグ:浜松・東三河81-73東京>◇第1戦◇6日◇東京・代々木第2体育館

 リーグ参入2年目の初制覇を目指す浜松・東三河フェニックスが、アウェーでの開幕戦で東京アパッチに81-73で逆転勝ちし、好スタートを切った。昨季は圧倒的強さで東地区を制しながら、2位だった東京にプレーオフセミファイナルで敗れ痛恨のV逸。雪辱に燃えていた。開始直後は、期待の新外国人5選手が公式戦の重圧でミスを連発。前半終了時に9点差をつけられたが、全員がひたむきにプレーを続け、第4クオーター残り5分で逆転した。

 昨季の米国人エース2人が残留した東京は、強かった。しかし、中村和雄ヘッドコーチ(68)が「実力以上に、まじめさとハングリー精神で選んだ」と言い切る新外国人5人は絶対にあきらめなかった。米国でプロ経験のないリマー・ウィルソン(24)やフィンランドから移籍してきたヨーハン・コリンズ(25)も必死でボールを追いかけて、流れを変えた。5カ国11チームを渡り歩いてきた職人ウィリアム・ナイト(30)が、途中出場から熟練のプレーでチームをけん引した。

 苦しみ抜いた末の白星に中村ヘッドコーチは「ダメだよ。こんな試合してちゃ」と疲れ切った顔で喜んだ。【大石健司】