3月のフィギュアスケートの世界ジュニア選手権で優勝した女子の村上佳菜子(15=中京大中京高)と男子の羽生結弦(15=宮城・東北高)が、今季からのシニア参戦へ課題を挙げた。19日、都内で日本オリンピック委員会のJOCスポーツ賞の受賞イベントに出席。女子はルール改正で3回転半ジャンプの重要度が増しているが、村上は「自分は2回転半も得意じゃない。でもいつか跳べるようになりたい」と意欲。羽生はショートプログラムで「白鳥の湖」に挑むことを明かし「琴の音とか入った和風なアレンジ。4回転ジャンプはフリーで入れたい」と目標を掲げた。