日本体操協会は15日、東京都内で常務理事会を開き、体操男子のエース、内村航平(22=コナミ)を来夏のロンドン五輪代表に決めた。10月の世界選手権(東京)で史上初の個人総合3連覇を達成した実績を高く評価し、異例の早期決定となった。内村は08年北京五輪に続く2度目の代表入りとなった。遠藤幸一常務理事は「内村は誰もが認める世界王者。(五輪代表決定は)誰が見ても問題ないということ」と説明した。五輪代表は5人。残り4人は来年4月の五輪代表第2次選考会を兼ねた全日本選手権、同5月の最終選考会のNHK杯で決定する。