<女子テニス:国別対抗戦フェド杯・ワールドグループ2部>◇最終日◇5日◇1回戦◇兵庫・ブルボンビーンズドーム

 日本が、1部昇格を懸けた入れ替え戦(4月21、22日、開催地と対戦国未定)の出場権を獲得した。世界ランク64位の森田あゆみ(21=キヤノン)が同36位ポロナ・ヘルツォグ(21)に2-1で逆転勝ちするなど、通算5戦全勝でスロベニアを圧倒。4日のシングルスで勝利を挙げたクルム伊達公子(41)はこの日欠場したが、大ベテランを中心にチームがまとまり、07年以来の1部復帰へ弾みをつけた。

 スロベニアを圧倒した日本の村上武資監督は、初日の初戦で勝利を挙げたクルム伊達を改めて絶賛した。「彼女のテニスの幅の広さを実感できた。あの勝ちが何と言っても大きかった」と感謝。昨年のメンバー選考を巡り確執も報じられた同監督から褒められたクルム伊達は「自分の力でできるものがあるならば、また一員としてみんなと戦いたい」と満足そう。この日は第1試合の森田が勝って入れ替え戦出場を早々と決めたため、第2試合に出場予定だった41歳は出場を回避。次は、5年ぶりのワールドグループ1部復帰へ全力を尽くす。

 ◆フェド杯

 世界最強国を決める女子テニスの国別対抗戦。最上位の8カ国がワールドグループ(WG)1部。続く8カ国が同2部。その下に3地域に分けたゾーンがある。WG2部の日本は今回の勝利で、1部昇格を懸けた入れ替え戦に進出できる。