2020年東京五輪で野球とソフトボールの追加が可能となった場合、会場として東京ドームが検討されていることが6日、分かった。全日本野球協会関係者が「世界野球ソフトボール連盟(WBSC)とのすり合わせやプロ野球側へのお願いはこれからだが、使いたいと思っている」と明らかにした。

 この関係者は、五輪が行われる7~8月は雨が多いためドーム球場が必要と説明し「同一会場で前半は野球、後半はソフトボールという案が考えられる」と語った。国際オリンピック委員会(IOC)は8日からの臨時総会で、開催都市が実施種目を提案できる項目を盛り込んだ改革案を審議し、承認されれば野球とソフトボールの追加が有力視されている。