第43回スーパーボウル(SB)は1日(日本時間2日)、フロリダ州タンパでキックオフされる。カージナルスは、QBカート・ワーナーを中心とした攻撃力で、SB初出場初優勝を狙う。ラムズ時代の99-00年シーズンにも優勝しているワーナーは、勝てば史上2人目の2チームでのNFL制覇。将来の殿堂入りを確実にするチャンスだ。一方のスティーラーズは、勝てば史上単独首位の6度目のSB制覇となる。
ワーナーに再び歴史をつくるチャンスが訪れた。ラムズ時代の00年に続く2度目の優勝を飾れば過去42回のSBで11人目。前回から9年ぶりの制覇もロジャー・ストーバック(カウボーイズ)の6年ぶりを超える最長ブランクだ。複数チームでの制覇となると、アール・モラール(71年コルツ、73、74年ドルフィンズ)以来史上2人目となる。
劇的な復活劇でもあり、SBウイーク中、勝てば殿堂入り確実との話題が盛んだった。同僚のベテランDEベリーは「殿堂入りは当然。NFCを制した後、オハイオ州カントン(殿堂の所在地)のチケットをくれって話したよ」と言う。
周囲の盛り上がりにも本人は慎重に言葉を選んだ。「そういう話は引退してから。私は今も相手や場所にかかわらず、人の記憶に残るプレーを心がけている」とだけ話した。ラムズ時代の栄光の後も新人に定位置を奪われる屈辱や解雇を経験し、それを乗り越えた力を大舞台で再び披露する。



