<高校ラグビー:東福岡17-8国学院久我山>◇3日◇準々決勝◇花園

 東のAシードの国学院久我山(東京第1)が、東福岡(福岡)に敗れ、準々決勝で姿を消した。キックオフ直後からお互いに譲らない激しい攻防が続いたが、国学院久我山が前半21分にPGで先制し、3-0。同点に追いつかれた直後の29分には、ゴール前右のラックからNO8高橋健が抜け出して右中間にトライ。8-3で前半を折り返した。

 しかし、後半に入ると東福岡の個人技に圧倒された。5分に逆転を許し、26分にダメ押しのトライを決められ、ノーサイドの笛が鳴った。竹内監督は「後半に敵陣に入れなかった」と、敗因を挙げた。遠藤主将は「相手の個人技に受けてしまった。もっと上を目指していた。悔しい」と、うなだれた。