<ラグビー:日本60-5アラビアンガルフ・HSBCアジア5カ国対抗兼W杯アジア地区予選>◇8日◇東京・秩父宮ラグビー場

 日本が格下のアラビアンガルフに快勝し、W杯にまた1歩近づいた。計10トライの猛攻で60-5と危なげなく2勝目をあげた。初キャップのSO山中亮平(21=早大)、SH和田耕二(25=トヨタ)ら若手選手も後半途中から出場し、活躍。W杯に向け、収穫の多い試合となった。

 前半はラインアウトでのミスが目立ち、リズムに乗れないまま26-0で折り返した。後半に入ると開始2分にFB松下馨(26=トヨタ)がトライを決め、日本に流れを引き寄せた。次は15日に同ラグビー場で行われるカザフスタン戦。