今春から早大大学院に通う元パイレーツ桑田真澄氏(41=スポーツ科学研究科)が8日、大学3連覇を狙う早大ラグビー部員に心の教育を行った。東京・杉並区の同大グラウンドで、「努力と真のスポーツマン」をテーマに講義。部員約130人を「みんな熱心で眠っている人はいなかった」と巧みな話術で引き込み、予定の1時間を超える熱弁ぶりで、自らの経験論から故障時のモチベーション継続などを説いた。この日が誕生日だった中竹竜二監督(36)も「トップを極めた人の教えは勉強になる。いいプレゼントになりました」と心酔した様子。お礼に部員のサイン入りユニホームを贈り、秋の公式戦で応援観戦の約束を取り付けた。

 桑田氏は現在、週に5日授業が入る多忙な日々。それでも「楽しい。学生のぜい沢な時間を過ごさせてもらっている」とキャンパスだけにとどまらず、ハンドボール部、サッカー部に続き、「課外授業」で同部に足を運んだ。今後も漕艇部、野球部の訪問を希望しており、「食材を集めながら、絶品の料理をつくっていきたい」と論文作りに生かしたいとした。