<ラグビー・トップリーグ:三洋電機12-7東芝>◇3日◇東京・秩父宮ラグビー場

 トップリーグとなって8年目のシーズンが開幕、3連覇を目指す東芝と、悲願の初優勝を目指す三洋電機が対戦し、三洋が12-7で勝利した。ベテランFB田辺淳(32)が45メートルのロングキックなど、4PGを決めて全得点を挙げ、昨季プレーオフ決勝で0-6と敗れたリベンジを果たした。

 三洋電機が昨季に続き、開幕戦で好敵手を下した。暑さや東芝の防御の強さから接戦を覚悟したように、手堅くPGを重ねた。FB田辺が前半6分には約40メートル、後半20分にも45メートルのロングキックを成功。「長いのが久々に入った。PGでも何でもいいから勝ちたかった」と執念を強調した。昨季プレーオフ決勝ではPG2本を決められただけで敗れた相手に「お返し」のような勝利だった。

 夏合宿では「ノーペナルティー」を掲げて練習を積んできた。ミスと反則で好機をつぶした東芝とは対照的だった。同時に飯島監督は「熱い試合だった。東芝さんも素晴らしかった」と、互いに大きな力の差はないとする。昨季は開幕戦で勝って、決勝で敗戦。CTB霜村主将は「またそうならないよう、あと(リーグ戦)12試合で『勝つべきところで勝つ』を学んでいきたい」と気を引き締めていた。