大相撲の東前頭2枚目の豊響(23=境川)が左目の網膜はく離離のため、九州場所(9日初日、福岡国際センター)を休場することが5日、分かった。

 師匠の境川親方(元小結両国)によれば、10月の秋巡業中から違和感があり、既に10月下旬に福岡市内の病院で手術を受けたという。現在も入院中で、同親方は「今場所は全休」と明言。豊響は「手術をすれば、また頭からぶちかますことができる。残念だけど一からやり直したい」と話した。

 豊響は馬力のある突き、押しを得意とするホープ。休場は05年初場所の初土俵から初めてとなる。