大相撲の立浪一門の安治川親方(元幕内光法)が2日、東京都江東区の大嶽部屋で記者会見し、1日に行われた日本相撲協会の理事選挙で一門の枠にとらわれず元横綱の貴乃花親方に投票したことを明らかにした。安治川親方は宮城野部屋の部屋付き親方。同親方は日本相撲協会を退職する意向も示した。

 理事選挙では立浪一門から友綱親方(元関脇魁輝)と大島親方(元大関旭国)が出馬した。同一門は評議員の20票を確保していたとみられていたが、大島親方は8票しか得られずに落選。貴乃花親方が10票を得て当選した。