大相撲の把瑠都(25=尾上)の大関昇進と、東京・大田区に新築された尾上部屋の完成を兼ねた祝賀パーティーが12日、都内のホテルで行われた。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)をはじめ、日本相撲協会関係者も多数出席し、約1000人が集まり盛大に行われた。

 パーティーに先立って行われた部屋開きでは、横綱白鵬の土俵入りなどが行われた。太刀持ちを務めた把瑠都は「緊張したけど、いい経験になった。名古屋場所(7月11日初日)では、いい成績を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。白鵬も「大関に太刀持ちをしてもらったのも、阿覧関に露払いをしてもらったのも初めてだったので、自分の方が緊張した。素晴らしい部屋で、新しい土俵も気持ちいい。将来、自分の番がきたとしても、すごい部屋がいいな」と、笑顔で話した。