高見盛(34=東関)が18日、船橋市内の幼稚園を訪問し、園児たちとの交流をはかった。もちつき大会や、相撲大会に園児や親たちは大喜び。高見盛は先生たちから、もちのおかわりを勧められると断固拒否。「あまりがあるなら子供たちに。たくさん食べて大きくなって、将来は東関部屋に来てほしい」と成長を願った。参加した保護者も「いろいろな問題でマイナスイメージになっているけど、素晴らしいお相撲さんがほとんど。早く復活してほしい。そうしたら応援に行ってみたい」と力士たちの奮闘に感謝するとともに、激励した。

 高見盛はすでに稽古の一般公開を推進するなど裾野拡大に努めている。早くも来訪者は増えつつあるが「うちだけじゃなく全体の部屋で呼び掛けてほしい。たくさんの人に相撲に触れてほしい」と人気復活に力を尽くす。