大相撲夏場所(5月6日初日、両国国技館)の番付が発表された23日、西前頭10枚目で新入幕となった千代大龍(23=九重)が、都内の九重部屋で会見した。「こんなに早く上がれるとは思ってなかった。本当にうれしい。もう少し十両で時間がかかると思っていた」。昨年5月に幕下付け出し15枚目格でデビュー。今年の初場所で関取昇進し、十両は2場所で通過した。先場所は東筆頭で11勝4敗の好成績だった。春巡業中に右足を痛めて現在は稽古を休んでいる。「場所に間に合うように調整したい」と、出場に意欲を示した。