大相撲の遠藤(23=追手風)が30日、埼玉・草加市の追手風部屋で秋場所(9月14日初日、両国国技館)に向けた稽古を再開した。

 故郷の石川穴水町で行われていた追手風部屋夏合宿から26日に部屋に戻り、27日の力士健康診断や、追手風部屋の土俵築などで前日29日まで稽古休み。四股、すり足に加え、若い衆とのぶつかり稽古で軽めの調整を行った。

 「合宿もいろいろと忙しかったです。場所までは日があるので、もうすぐ場所だなっていうそんな気は、まだしないですね」。

 本格的な稽古は来月1日の番付発表後になる。先場所は西前頭5枚目で8勝7敗で勝ち越し。秋場所は再び、横綱、大関総当たりの番付となることが確実だ。