<大相撲夏場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

 横綱白鵬(24=宮城野)が瞬殺で自己連勝記録を更新した。左へ動いて左上手をつかみ、身長が22センチ低い豪風を即座に投げつけた。わずか1秒0で全勝をキープ。初場所11日目からの連勝を「26」とした。大関だった07年春場所から新横綱の同名古屋場所にかけてつくった25連勝を更新。左上手狙いか、の問いに「そういう感じでございます。手が長いもので」とおどけた。

 「過去の自分」を乗り越え、いつになく冗舌だった。連日聞かれていた連勝記録に「そうですか?

 知らなかった。初めて聞きました」といたずらっぽく笑った。続けて「1面でよろしくお願いします。1面じゃないと部屋に入れないからね」。場所直前の「モンゴル力士コンペ」を大々的に報じられた皮肉を込めながら、強くアピールした。

 これが横綱通算150勝目だった。節目の白星で、連勝記録も更新。全勝も大関日馬富士と2人だけになった。「まあ、いい形できてるんじゃないですか」と上機嫌で引き揚げた。今場所全勝すれば朝青龍の35連勝に並ぶ。東の横綱は、土俵の上で話題をつくる。【近間康隆】