日本相撲協会は2月28日、1月の初場所の成績に基づいて編成された「順席」を各部屋に配布した。

 横綱白鵬(25=宮城野)が、春場所の番付が出なかったことに「残念のひと言です」と嘆いた。各部屋に配布された順席は「まだ見ていない」という。26日に大阪入りし、この日も堺市内の幼稚園で社会貢献活動。園児との相撲で押し出されて「これぞ人情相撲じゃないのかな」と語る場面もあった。声援を浴びて「大阪の子どもたちは元気。今、角界はいろいろあるが、元気を頂いた」と笑顔で語った。その後は堺市役所も表敬訪問した。

 帰京後は都内の所属部屋で稽古を続ける。出稽古の予定を聞かれ「まだ早い。場所が決まってから」と本場所再開の見通しが立ってからとの考えを示した。また日本の永住権(永住者の在留資格)を取得したこともこの日、明かした。