昨日のコラムで、eスポーツはどんなバックグラウンドを持つ人でも一様に挑戦できると書きました。パラリンピックでは多種多様な障がいのある方々が、さまざまな競技でしのぎを削っています。これは本当に僕個人の意見なのですが、全ての人がゲームという電脳世界の同じ土俵で戦えるeスポーツこそ、障がいを持つ方と健常者がガチンコで全く壁がなく戦える場所だと思うのです(もちろん、目に障がいを持つ方など、挑戦することが難しい方もいらっしゃると思います)。

例えばオンライン上で出会い、一緒に戦った人が車椅子を使っていたとしても、プレーには何の関係もありません。そう考えれば、eスポーツの可能性は掘れば掘るほど多様にあります。僕たちeスポーツに携わる者がやらなければいけないミッションは、いっぱいあるなと感じています。(EVA=プロチームマネジャー、月~金曜連載)