高校時代からの“相棒”とともに中日根尾昂内野手(20)が今季2度目の1軍昇格をにらんでいる。今季は8月4日に1軍昇格を果たし、4試合に外野手としてスタメン出場。8月11日広島戦(マツダスタジアム)で待望のプロ初安打を放ったが、その1安打だけで再び2軍に戻った。2軍では打率2割7分2厘、チームトップタイの本塁打3と打撃技術の向上に努めている。
その根尾の足元を守っているのが、ライジングユニオン社が製造販売する5本指足部用サポーター「フットラーク」。本来は立ち仕事の多い医療従事者の下半身のサポートをするために開発されたものだ。同社の豊留恵(とよとめ・めぐむ)社長(46)が大阪桐蔭野球部OBというつながりで、根尾も18年から愛用。甲子園春夏連覇からサポートしてくれた。「着用すると全然違う。疲れが出ないですし、はけばわかりますよ」と根尾は相棒の性能の高さを打ち明ける。
根尾は1年目にケガに泣かされた。昨年1月の合同自主トレで右足ふくらはぎを痛めリタイア。「(ケガをしたときは)履いていなかったんです」と話す。高校時代は同社の白モデルを使用。当時は青のモデルはなく完成を待つ中で故障に見舞われた。
故障後はNPBの仕様に合わせたドラゴンズブルーの商品を使用している。1年目春に指の裂傷はあったが、下半身を痛めることなくなった。昨季は2軍戦だけでなく、フェニックスリーグ、台湾教育リーグなどにも参加。根尾はユニホームはソックスの見えない、いわゆるロングパンツスタイル。隠れた存在の相棒と新たな1歩を刻むために2軍で汗を流し続けている。【中日担当=伊東大介】




