今季の日本ハムの新人は13選手。支配下指名9選手は12球団最多だ。個性あふれる面々がそろったが、中でも存在感があるのがドラフト7位の松浦慶斗投手(18=大阪桐蔭)。小学3年から中学卒業までを北海道で過ごした北海道に縁の深い左腕で、186センチ、95キロの恵まれた体格を持っている。

その中でも「(大阪)桐蔭の厳しいトレーニングで大きくなった」と話す尻周りの大きさ“ビッグヒップ”がチャームポイント。「ちょうどいいサイズのズボンが売ってない」のが悩みだと苦笑いするが、野球ではどっしりとした下半身が役立っている。昨夏の甲子園1回戦は、豪雨でぬかるむマウンドの中7回4失点と粘投し勝利を呼び込んだ。「下半身が大きいおかげで、悪条件でも踏ん張って投げることができたと思います」と効果を実感している。

これまでサイズを測ったことがないということで仮契約の際に、せんえつながら筆者が測定させていただくと、その大きさは約115センチ。大谷翔平の高校時代は102センチ、野茂英雄氏のプロ入り時は109センチで、松浦は既に上回る。期待は高まるばかりだ。

新人合同自主トレでは、初日からキャッチボールをせずにノースローで調整。「ケガとかではなくて、まだ感覚的に良くないので控えた」と冷静に自己分析しており、焦りは全くない。一方でひょうきんな性格で、新人の中では盛り上げ役として一役買った。同期の選手らが「松浦がおもしろいです」と口をそろえるなど、評判も上々である。

1日からいよいよキャンプがスタート。日本ハムは新型コロナの影響で、上沢と伊藤の2枚看板や、近藤ら主力を欠いてのキャンプインとなったが、新人13選手は新人合同自主トレを全員が完走。水野、上川畑の社会人卒は1軍スタートしており、5日から大卒の北山も1軍に合流。松浦ら高卒選手も続けるか注目だ。ノースロー調整を続けてきた松浦が、いつベールを脱ぐのかと言った点からも目が離せない。【日本ハム 小林憲治】

松浦慶斗の大きなおしり(写真は大阪桐蔭時代)
松浦慶斗の大きなおしり(写真は大阪桐蔭時代)