「気が付いたら指をポキポキしてるから、もう治ってると思いますよ」。
そう語るのは、巨人中島宏之内野手(40)だ。春季キャンプ中の3月2日に、紅白戦で右親指を骨折したが、リハビリを経てすぐに実戦復帰を果たし、開幕後はイースタン・リーグでの出場を続けている。守備では一塁に入り、攻撃では60打席を超えた。チーム最年長は、汗を垂れ流しながら1軍昇格へ準備をしている。
厳密には骨がくっついているかどうかは分からないという。「(エックス線を)撮ってないから正確には、いつくっついたかっていうのは、分からないんですよね」と平然。でも、違和感を感じることなく無意識に親指の関節を鳴らしても痛みが何もないのだから、すでに完治しているのだろう。「まあ、最初のうちは打席でもかばって内側に動かしたりしてましたけど、今はもう」と体は万全。復活に支障はない。
得点圏打率は、一昨季は3割8分5厘、昨季も3割を超えた。今季、イースタン・リーグでは5月15日時点で打率2割6分4厘。これが得点圏となると、一気に4割5分8厘と急上昇するのだから、勝負強さは健在だ。「打てるときもあれば、打てないときもありますけど、まあ元気にやってますよ」と、穏やかな表情の中島。復活の時はもうすぐそこにきている。【巨人担当=栗田成芳】






