中日のセットアッパー争いが、熾烈(しれつ)だ。23日に契約更改した清水達也投手(24)の言葉が物語った。
「中日の8回を投げれば日本代表にいける。それくらい層が厚いし、レベルが高い」
昨季からリリーフに転向。2年連続50試合登板を決め、3勝3敗25ホールドを挙げた。11月に侍ジャパンに初選出され「アジアチャンピオンシップ」の優勝にも貢献した。「中継ぎの中で一番評価され、信頼されている投手が投げるところ。セットアッパーという名前がついて格好いい。格好いいところでやりたい」と立候補する。中日の9回には絶対的守護神ライデル・マルティネス投手(27)が君臨。「テレビで見ている人は、清水が投げたら、お風呂に入れるくらいの安心感があるくらいにしたい」と意気込みを明かした。
立候補は清水だけではない。同日に契約更改を終えた勝野昌慶投手(26)も手を挙げた。今季はロドリゲスの失踪騒動で急きょリリーフに転向。50試合5勝2敗1セーブ、20ホールドで、勝ちパターンに入った。「背番号の関係もある。9回より8回を投げたいという気持ちはある」。かつて竜のセットアッパーを務めた浅尾2軍投手コーチの「41」番を継承する右腕も、熱意は負けていない。
トミー・ジョン手術を経て戦列復帰が近い岩崎や、今季途中加入した最速160キロ弱の助っ人右腕フェリスの存在も見逃せない。来季の竜投は、「8時半の男」ならぬ「8回の男」を誰が襲名するのかも注目だ。【中日担当=伊東大介】




