<ソフトバンク2-1広島>◇31日◇みずほペイペイドーム

巨人に負け越して帰ってきたホームで、小久保ホークスは広島に競り勝った。ただ、勝利の喜びよりも、主砲柳田の負傷離脱がチームに大きく影を落とすことになった。

試合後、小久保監督も試合中は負傷交代した柳田のことばかりを気にしていたと話したが、無理もない。主軸が期待通りの活躍をしてこそ勝利があるという信念を持つ小久保監督にとって、3番柳田の離脱は痛恨だ。

交流戦直前のロッテ3連戦。今季初めて同一カード3連敗を喫した。小久保監督は悔しさを押し殺すように言った。「長いシーズンこんなこともあるし、ある意味、交流戦に入れるのでいいですよ。このままパ・リーグ(との対戦)やったら、ちょっと何かなあと思うけど全然、雰囲気変わるし。切り替えるというほどではないけど、勝手に雰囲気変わるから。それをよしとしましょう」。対戦投手との初顔合わせもあり、4戦で計9得点。今季総得点が200得点超えのホークスにしてみれば、小久保監督の期待に反して攻撃力は「鈍化」していると言っていい。追い打ちをかけるように、柳田が離脱した。

柳田の早期復帰を願いつつ、小久保監督の窮地打破のさい配にも注目したい。「野球選手には(ケガは)つきもんだよ。俺も(現役時代に)2、3回肉離れをやっているから。肉離れというのは治りかけにやるともっと悪くなるからしっかり治さないと」。王会長はそう言って、球場を後にした。長いシーズン、順風満帆とはいかない。

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