<中日5-4阪神>◇4月30日◇バンテリンドーム

2月に中日担当から阪神担当に配置換えになって以来、初めての名古屋遠征に帯同した。中日担当時代は、地下鉄などで取材に向かっていたが、名古屋市中心部のホテルに今回は宿泊。宿からバスでバンテリンドーム入りした。その際に初めて利用したのが、名古屋市特有の交通システムで、基幹バスレーンを走るバスだった。バスレーンは、一般車が通行しないため、渋滞もなくスムーズ。市内から20分ほどで、バンテリンドームの最寄りの停留所に着いた。

基幹バスレーンは、道路中央にバス停が設置され、その両側に対向してバスレーンがある。そのため、一般車の右折車線は、バスレーンを左側。他地区から来た運転者ははじめは戸惑う。中日中田翔内野手(36)が23年オフに巨人から中日に移籍した際の言葉を思い出した。「バスレーンって何なの? こっち(一番右車線)は真っすぐなのに、こっち(右から2番目の車線)が右折。あれはすごい。バス通勤の人たちはいい。混まないってことでしょ。不思議だなと思って見ていた」と真っ先に口にした名古屋の印象だった。

実際に乗車して利便性に感動。名古屋の友人が鉄道の駅チカでなく、基幹バスレーン近くに住んでいたことにも合点がいった。JR大曽根駅、地下鉄ナゴヤドーム前駅からのアクセスもある。輸送力は鉄道には負けるが、旧知のドーム関係者も推奨する。県外から野球観戦などで、バンテリンドームに来場する際は、1度、基幹バスレーンを体験するのも、土産話の1つになると思う。【阪神担当=伊東大介】