<ソフトバンク4-5オリックス>◇20日◇みずほペイペイドーム
本拠地で絶対的な強さを誇ったオリックス戦で、ソフトバンクが星を落とした。昨年から続いたホーム球場での猛牛戦の連勝は、1分けをはさむ13で止まった。いきなり初回に先手を取って快調に滑り出したが、3-3で迎えた9回に新守護神の杉山が2失点。その裏、近藤の1発で1点差まで詰め寄ったハラハラドキドキの展開だったが、ゲームをひっくり返すことはできなかった。
「惜しかったけど、仕方ないね。こういう試合もあるよ」。試合後、王球団会長は割り切るように言った。シーズンは143試合の長丁場。連覇へ向けて文字通りラストスパートをかけているチームとはいえ、快勝ばかりとはいかない。連勝も5でストップしたが、残り11試合、しっかり気持ちを切り替え、一戦必勝で臨むだけだ。
18日の日本ハム戦で4三振を喫した近藤が2本塁打を含む4安打3打点。黒星を喫したとはいえ、小久保監督が最も期待する男が復調の快音を響かせただけに、最終戦線に向けて光明といえるだろう。「よかったね。近藤がね、戻って来てくれりゃさ、得点力が増すから。結局、(野球は)点取りゲームなんだからさ。ノーアウト満塁でも点が入らないこともあるし、こういう試合もあるよ」。日本ハムがサヨナラ勝ちし、優勝マジックは7のまま。快走のVロードも小休止といったところだが、頼れる主軸の2発に、王会長も少しばかり敗戦の悔しさは解消されたようだった。
最短Vは24日の仙台での楽天戦。同カード3連戦のあとは、所沢での西武2連戦と続くだけに、2年連続して敵地での胴上げとなりそうな気配が漂う。まあ、どこで勝とうと、鷹党は歓喜の瞬間を待ちわびている。【ソフトバンク担当=佐竹英治】




