日刊スポーツ記者が全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ打者編」。

 天理(奈良)・船曳海(わたる)外野手(3年)は、センバツの1番から夏は中軸の5番が濃厚だ。橋本武徳監督(70)を補佐する元近鉄の中村良二コーチ(47)は「春に比べて長打率、守備力の確実性が上がりました」と認める。潜在能力の高さにプロも注目。船曳自身が「オリックス糸井さんのように走攻守すべてそろった選手が目標」と目指す理想に近づいている。