2年ぶり夏の甲子園出場を目指す箕島が、先制パンチを浴びせて主導権を奪い、耐久の追い上げをかわして4強一番乗りした。

 1回表1死二塁で3番滝本塁貴遊撃手(2年)の左翼越え適時二塁打を皮切りに、4連打で3点奪取。尾藤強監督(45)は「あれで精神的に落ち着くことができました」と話し「滝本は思い切りの良いバッティングをする選手です」と期待に応えた3番を褒めた。

 箕島の和歌山4強は優勝した13年以来2年ぶり22回目。準決勝の組み合わせは、22日の第1試合終了後の抽選で決定する。