春のセンバツ高校野球(3月20日から12日間、甲子園)に出場する32校が29日、発表され、昨年大会優勝の敦賀気比(福井)が2年連続7度目の出場を決めた。

 身長188センチの最速144キロ右腕・山崎颯一郎(2年)と、旧チームから3番を打つ主将の林中勇輝遊撃手(2年)を中心に昨秋の北信越大会を制した。明治神宮大会は決勝戦で高松商に3-8と逆転負けし、準優勝に終わった。リベンジの思いを胸に、2連覇をかけて甲子園に臨む。

 林中主将は「明治神宮大会に負けて、学んだこともあります。1戦必勝の気持ちで、自分たちの力を出していけば(2連覇の)チャンスはあると思う」と話した。