昨夏の甲子園出場校・白樺学園が初戦で姿を消した。

 6回表で7点差とコールド負け寸前まで離されたが、7回裏2死一、三塁で佐藤槙平右翼手(2年)の放った左越え3点本塁打などもあり、9回には1点差まで詰め寄った。

 エース兼4番で、昨夏の甲子園にも出場した主将の橋本球道三塁手(3年)は、大会直前に右肘を痛め、登板できずに最後の夏を終えた。

 打っても4打数無安打に終わった橋本は、右腕にテーピングした痛々しい姿で「こんな主将についてきてくれて感謝しています。痛みはありますが、それは言い訳になりますから」と、気丈に話した。