早実の清宮幸太郎内野手(2年)が、先制ソロを放ったが日本一には届かなかった。

 初回の第1打席で低めの直球を右翼席に運ぶ高校通算76号。「打った瞬間に入ったと思った。完璧でした」と振り返った。3回の第2打席は無死一、三塁で右前に適時打を放ち、打者一巡の猛攻で5点を奪った。

 第3打席は四球、第4打席は死球、第5打席は捕飛だった。清宮は「優勝を目指して戦ったけど、向こうの打線がかなり強くて力負けしてしまった。この準優勝を、今後の成長のきっかけにしたい」と話した。