乙訓(おとくに、京都1位)が智弁学園(奈良1位)に9-4で打ち勝って、春夏通じて初の甲子園となる来春のセンバツ出場を確実にした。

 乙訓が創部54年目にして、春夏通じて初の甲子園出場を確実にした。初回に4番宮田康弘外野手(2年)の3ランで先制。その後も得点を重ね、甲子園常連校の智弁学園を押し切った。就任3年目の市川靖久監督(34)は「たくさんの方に応援していただいている」と感謝しつつ、センバツに向けて「まだまだ課題はある」と気を引き締めた。64年創設の公立校で、野球部も同じく64年に創部。今秋の京都大会で初優勝し、近畿大会も初出場だった。