楽天が日本ハムに2連勝し、カード勝ち越しを決めた。先発の前田健太投手(38)は6月25日西武戦の移籍後初勝利から2連勝で、NPB通算99勝目を挙げた。
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前田健が先発として9回を投げる矜持(きょうじ)を改めて示した。プロ野球最長ブランクとなる12年ぶり完封には惜しくも届かず。交代を告げられる際には中堅方向に歩を進めた。「時間稼ごうかなと(笑い)。センター行ったら吉井さん(監督)が戻ってくれるかなと。さすがに無理でした」と振り返った。
今季最長イニングは前回西武戦の7回。広島時代は完投型の投手だっただけに、1人で投げきることには人一倍誇りはある。「こうやって9回のマウンドに上がれたのはすごく大きいですし、なかなかアメリカに行った時は、こういう長いイニング投げるのはすごく難しいことだった。もう一回、日本に帰ってきて、先発ピッチャーは長いイニング投げることが大事だと思っているんで」と力を込めた。
悔しさも残る登板となったが、前を向いた。「久しぶりに9回のマウンドに上がることができたんで、僕としてはそこはすごく大きな一歩だと思う」と強調。「もう一回ね、完投できるピッチャー、年齢のことは言われることも多かったですけど、投げられることは証明できたと思う。もう一回、先発ピッチャーとしての仕事を全うしていけるように頑張っていきたい」。1人で9回を投げきる勇姿を東北のファンに必ず届ける。【山田愛斗】



