来秋ドラフトは、2000年生まれの高校生「ミレニアム世代」に注目だ。全ポジションで有力候補の名前が挙がる。夏の甲子園は100回大会。「ミレニアム世代」を軸に高校野球が盛り上がる。

 聖光学院・矢吹栄希内野手(2年)は自慢のバットでプロ入りの夢をかなえる。今夏の甲子園は強打を評価され2年生で唯一、二塁の定位置を確保。今秋から主将として初の東北大会優勝に導いたが、神宮大会では初戦敗退した。「人間的な弱さと甘さが出た。この悔しさを生かさないと神宮に出た意味がない」とセンバツでの大暴れを誓った。