夏3連覇を狙う盛岡大付がエースを緊急リリーフに投入し、初戦を突破した。左腕の松本跳馬投手(しゅうま、3年)が4点リードの3回裏1死満塁から火消しを託され、3回2/3を2安打1四球無失点に抑え、「春の反省で、コントロールミスをなくすことを心掛けました」と好投で7回コールド勝ちを呼び込んだ。

 兄は同校OBでもあるソフトバンク松本裕樹投手(22)。「あまり電話はしない」と大会前に激励を受けることはなかったが、兄と同じく甲子園のマウンドに立つことが目標だ。