星槎国際湘南が7回コールド7-0で横浜学園を破り、2回戦に進出した。先発したエース石橋颯太投手(3年)が、2安打2四死球ながら、出した走者4人をすべて一塁けん制で刺し、21人で終わらせた。

 普段からけん制が得意だという石橋は「投げるタイミングや間の取り方を意識しました。4回も刺したのは初めてです」と驚きの表情。けん制だけでなく投球の方も、変化球をおりまぜながら、10三振を奪う完璧な内容だった。

 普段は5回までだが、この日は土屋恵三郎監督(64)から「最後まで行け」と言われ、1人で投げ切った。石橋は「キレがあったので直球で押していった。バックもしっかり守ってくれたので0で抑えることができた」と笑顔で語った。