流山北が、先発の山本康平内野手(3年)の完封勝利で初戦突破した。

 8安打をされながらも、「ピンチの方が気持ちが高まる」と、得意の直球で打たせて捕る投球で0封に。「よく守ってくれた味方のおかげ」と、ホッとした表情を見せた。

 背番号4で本来は内野手も、春、主戦投手のケガで急きょ、投手と野手を兼任。春の大会は背番号1で臨むも、その後、左足首のケガで復帰は大会のわずか1週間前。それでも、背番号1を奪われた悔しさから、前日のミーティングで、「9回0点で抑えます!」とチームメートの前で公言したばかり。「打たれたけど、イメージ通りのピッチングができた」と、胸を張った。

 打順は4番で投打の要。しかし今日の試合では4打数4三振。「次は打撃でチームに貢献したい。今日は家に帰って、めっちゃ素振りします!」と、笑顔で球場を後にした。