木更津総合が7回コールドで初戦突破した。

 先発の白井竜馬投手(3年)が立ち上がりから崩れ先制点されると、木更津総合打線が目を覚ました。

 2回に4点を取り逆転に成功すると3回にも3点を加点。4回には白井、さらにリリーフした田中斗暉也投手(3年)が打ちこまれ4失点すると、2死から根本太一投手(2年)がマウンドに。ここから根本の快投が始まった。

 1人目の打者への初球、低めのストレートは148キロを記録。三振で切ってとると、7回2死までの3回、打者10人に対し、速球とキレのいい変化球で8三振。「スピードは意識せずに、しっかり抑えることだけを考えた」と手応えをつかんでいた。

 打線も根本の力投に応え、5回以降で5点をあげコールドで試合を締めた。

 「今年は打線のチーム」という木更津総合。根本の登場で、「投打」に安定した力をアピール。3連覇へ向け好発進をした。