進学校の城北が終盤に猛攻を見せ、07年以来となる4回戦に進出した。

 2点差を追う9回、1死満塁と攻め立て、3番の相沢勇三塁手(2年)が走者一掃の二塁打して逆転、なおも2四球を選んだ2死満塁から代打の小川諒介選手(3年)が満塁本塁打を放って7点を奪った。

 小川は「引きつけてミートすることを考えた。まさか入るなんて。満塁どころか、ホームランは練習試合でも打ったことがないんです」。土壇場で飛びだした1発を、びっくり顔で話していた。