東京学館浦安が、主砲のバットで準決勝進出を決めた。

 背番号13の4番・池永佑斗内野手(2年)が躍動した。1回裏、二死二塁から左中間を破る適時打で先制点をあげると、3回には二死二塁から左越適時打で追加点を叩き出した。

 チームはこの2点を固い守備で守り切り、勝利を手にした。

 頼れる4番は2年生。昨秋も4番を任されたが、1月に左手首を骨折。ケガの影響で大会には背番号13番で出場。直前に完治し4番に復帰し活躍中だ。「二死の場面でチャンスが回ってくると、燃えてくる。ここで打つのが4番の役割。中途半端なスイングはせずにフルスイングしたい」と胸を張った。

 「次も2年生らしく、ハツラツと1戦必勝で頑張ります!」。若いパワーが、東京学館浦安を初の甲子園出場へ導く。