高校野球100回大会の日刊スポーツ「編成部長」を務める前ロッテのサブロー氏(42)が、ヤクルト成瀬に似た「招き猫フォーム」と高評価する日大三(西東京)河村唯人投手(3年)が19日、兵庫・西宮市で軽めの調整を行った。

 前日18日の下関国際(山口)戦は3回から登板し、7回108球を投げて、10奪三振で1失点と好投。ボールの出どころが見にくい独特のフォームで、初戦から4試合連続で救援登板し、チームに欠かせない存在になっている。この日はブルペンに入らず、キャッチボールやランニングで汗を流した。「3番、4番のバッティングがいいので、その前にランナーを出さないようにしたい」と言った。

 金足農は前日に2ランスクイズでサヨナラ勝ちをするなど、バントを多用する。「ランナーを出さなければバントされることはない。ランナーを出さないようにしたい」と引き締めた。