大阪桐蔭（北大阪）が史上初となる２度目の春夏甲子園連覇を飾った。西谷浩一監督、中川卓也主将、根尾昂内野手の試合後のインタビューは以下の通り。

　－優勝が決まった瞬間、右手で軽くガッツポーズ、どんな思いだったんでしょうか

　西谷監督　全員の思いがこもった優勝でしたので、非常にうれしかった。

　－２度の春夏連覇は史上初。この達成感はいかがでしょうか

　西谷監督　昨年、非常に悔しい負け方をしまして、そこから必ず春夏連覇を達成すると、毎日毎日言い続けてきましたので、それが達成できて、本当にうれしく思っています。

　－選手たちと過ごした３年間、監督としてはどんな思いでしょうか

　西谷監督　このチームは主将の中川と副主将の根尾がつくったチームです。そしてその３年生がほんとによくやってくれたチームです。１年間の目標としまして、最高のチームを作ろうと、そして本物のチームを作ろうと、そして最後に最強のチームになろうと言いましたが、今日、最強のチームになったことをホントにうれしく思います。

　－１００回大会の優勝チームとして新しい優勝旗を手にすることになります。

　西谷監督　春の優勝旗も持ってますし、新しい大優勝旗を手にしましたので、もっともっとチームを強くして、これからもっともっと、大阪桐蔭を大きくしていきたいと思います。

　－優勝おめでとう。涙が止まりませんでした。その理由を教えてください。

　中川主将　去年、自分のミスで悔しい負け方をして、そこから始まった新チームだったので、この春夏連覇という強い気持ちをもって１年間やってきたので、うれしく思います。

　－監督は中川が作ったチームと言いました。そのチームが春夏連覇の偉業を達成です。

　中川主将　自分が作ったチームというよりかは、周りのみんなが支えてくれて、自分を主将として受け入れてくれたおかげで、自分を通してここに立っているので、周りの選手には本当に感謝したいです。

　－すごいホームランでしたね。

　根尾副主将　甘い球が来てくれたので、チームのためになんとか１本出したくて。１本出たんで良かったと思います。

　－なぜ、こんなに大阪桐蔭は強いんですか

　根尾副主将　やっぱり主将がずっと毎日毎日、日本一、春夏連覇ということを目標に厳しい言葉を言ってくれて、みんながついていった結果がこの春夏連覇につながったと思います。

　－最後に主将に聞きます。大阪桐蔭はどんなチームでしたか

　中川主将　本当に最高で本物のチームでした。